Reki オンデバイス文字起こしを使う
Reki noteには、クラウドを使わずに端末内で文字起こしを完結させる方法があります。Windowsではアプリが一式を用意する「Reki オンデバイス文字起こし」、MacではmacOS内蔵の音声認識を使う「Mac内蔵文字起こし」という名前で用意しています。このページでは、この2つをまとめて説明します。
最終更新日:2026年9月30日
端末内で完結する文字起こしとは
Section titled “端末内で完結する文字起こしとは”端末内で完結する文字起こしは、音声をクラウドのAIサービスに送らず、お使いのPCやMacの中で処理を完了する方式です。機密性の高い会議や、外部への送信を避けたい場合に向いています。
具体的な方式はOSによって異なり、Windowsでは「Reki オンデバイス文字起こし」、Macでは「Mac内蔵文字起こし」として用意しています。どちらもアプリの「設定」→「文字起こし」から選べます。
Windows:Reki オンデバイス文字起こし
Section titled “Windows:Reki オンデバイス文字起こし”Windows版では、Reki noteが一式を用意する「Reki オンデバイス文字起こし」を使えます。CPUだけで動作する多言語のローカル文字起こしで、別のアプリをインストールしたり、サーバーを起動したりする必要はありません。
ダウンロードされるものはすべてアプリが管理するため、選ぶだけで使い始められます。音声と文字起こしは端末の外へ送信されません。
モデルパックは2種類あります。あとから追加ダウンロードで多言語パックにアップグレードすることもできます。
-
日本語・英語(約1.1GB):基本モデルのみ。話者分離と追加言語は利用できません。日本語と英語だけならこれで十分です。
-
多言語・話者分離(約3.1GB):言語別ルーティングと話者ラベルを含みます。複数言語が混ざる会議や、話者ごとに分けたい場合はこちらがおすすめです。
- Reki noteの「設定」→「文字起こし」を開きます。
- 文字起こし方法で「オンデバイス文字起こし」を選びます。
- 「日本語・英語」または「多言語・話者分離」のパックを選び、ダウンロードを開始します。
- Python実行環境→音声エンジン→依存関係→音声モデルの順に準備されます。回線速度にもよりますが、完了まで数分から十数分かかります。
- 「準備完了」と表示されたらセットアップ完了です。以降の会議の文字起こしに使われます。
Mac:Mac内蔵文字起こし
Section titled “Mac:Mac内蔵文字起こし”Mac版では、macOSに内蔵された音声認識を使う「Mac内蔵文字起こし」(設定では「軽量文字起こし」)を使えます。アプリ内でモデルをダウンロードする必要がなく、処理はMac上で完結します。
音声認識エンジンは次の3つから選べます。迷ったら「自動(推奨)」のままで問題ありません。
-
自動(推奨):高精度な最新モデルが利用可能ならそれを使い、なければクラシックモデルにフォールバックします。
-
高精度最新モデル:高精度モデルを使います(macOS 26以降、モデルのダウンロードが必要)。
-
クラシックモデル:macOS内蔵の音声認識エンジンを使います(macOS 13以降)。
- Reki noteの「設定」→「文字起こし」を開きます。
- 「軽量文字起こしを使う」を有効にします。
- 必要に応じて音声認識エンジンを選びます(通常は「自動(推奨)」のままで構いません)。
- 「高精度最新モデル」を選んだ場合は「モデルを準備」を押してダウンロードします。準備が完了するまではクラシックモデルで文字起こしされます。
ローカルWhisperとの違い
Section titled “ローカルWhisperとの違い”Windowsでは「オンデバイス文字起こし」と「ローカルWhisper」、Macでは「Mac内蔵文字起こし」と「ローカルWhisper」を選べます。いずれも音声を外部に送信しませんが、役割が異なります。
-
オンデバイス文字起こし(Windows):Reki noteが一式を用意し、選ぶだけで使える。GPUは不要でCPUだけで動作する。多言語の自動判別や話者分離を含む。
-
Mac内蔵文字起こし(Mac):macOSの音声認識を利用するため追加のインストールが不要。軽量で扱いやすい。
-
ローカルWhisper:whisper.cppを使う方式で、MacでもWindowsでも使える。モデルを自分で選べるため、精度・サイズ・速度を細かく調整でき、GPUを使えば高速化できる。
まずOS標準の方法(オンデバイス文字起こし/Mac内蔵文字起こし)を試し、モデルを細かく選びたい場合はローカルWhisperに切り替えるのがおすすめです。
うまくいかないとき
Section titled “うまくいかないとき”-
インストールに失敗する(Windows):ネットワーク接続を確認して再試行してください。途中で失敗しても、次回はダウンロードの続きから再開できます。
-
話者分離が重い(Windows):話者分離は音声全体を再解析するため時間がかかります。急ぐ場合は話者分離を実行せずに文字起こししてください。
-
動作が重い:リアルタイム文字起こしをオフにすると、会議中やアプリ起動中のPC負荷を抑えられます。
-
ディスクを空けたい:設定から削除すると、ダウンロード済みのモデルもまとめて削除されます。
必要なPCスペックの目安
Section titled “必要なPCスペックの目安”オンデバイス文字起こしはGPUなしでも動作しますが、快適さはマシンスペックに左右されます。CPU・メモリの目安や、ローカルWhisperとの使い分けは「ローカルWhisperに必要なマシンスペック」の記事でまとめています。
自分のPCで実用的な速さで動くか迷ったら、PCのスペックをAIチャットに伝えて確認するのが手軽です。